馬祖島 (Lienchiang)
中華人民共和国は福建省福州市連江県馬祖郷に属すると主張している.
中国大陸に近接しており、台湾島からは114海里(約211km)離れている. 実効統治しているのは中華民国(台湾)であり、大陸側を統治する中華人民共和国とは異なる国家により統治されている. 台湾海峡問題で非常に緊迫した海域に立地している.
南竿、北竿、東莒、西莒、東引島、亮島、高登、大坵、小坵、及びその他の小島から成る. 行政的には南竿郷・北竿郷・莒光郷・東引郷に分かれる. うち莒光郷は旧長楽県の一部、ほかの島々は旧連江県の一部であった(東引郷は1954年から1956年までに羅源県の所属であった).
馬祖の連江県政府庁舎は南竿島の南竿郷介寿村にあり、ここが馬祖の中心地となっている.
地図 - 馬祖島 (Lienchiang)
地図
国 - 中華民国
中華民国の国旗 |
アジアで2番目の共和国 として1912年に大陸地区で成立したが、国共内戦で中国共産党に敗れて大陸地区から放逐され、1950年 以降は台湾省の全域 と福建省の極一部の島嶼(台湾地区)、大陸時代には海南特別行政区に属していた東沙諸島と南沙諸島の太平島・中洲島 を実効支配する海洋国家となった. 台湾地区は、日本やフィリピン、中華人民共和国と領海を接する.